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fujisawa2015

藤沢プロジェクト

   
私たち藤沢プロジェクトの研究対象は、藤沢駅南口に位置する「藤沢391街区」です。「藤沢391街区」とは、竣工から半世紀を迎える「フジサワ名店ビル」、「ダイヤモンドビル」、「CDビル」の3つのビルからなる商業施設の総称です。私たちはこの「藤沢391街区」を”都市計画遺産”として位置づけ、研究を行っています。
“都市計画遺産”とは私たちが独自に定義した言葉です。都市計画事業や規制、また様々な主体による何らかの計画的行為によって生み出された空間を意味します。都市計画によって生み出され、時間の経過と共に埋もれゆく街の文化資源の価値を、再認識する為のきっかけ作りが目的です。藤沢プロジェクトでは、このような都市計画遺産の価値を再発見し、まち固有の遺産として評価することによって、まちの資源とすることに貢献したいと考えています。特に藤沢駅南口を形成した「藤沢市南部防災建築街区造成事業」をその対象として捉え、「藤沢391街区」および駅周辺におけるまちづくりを研究し、地域の方々へ向けて発信しています。
都市計画遺産の持つ価値を、次世代に伝え、次のまちづくりに活かしたい。私たちは、そんな思いを胸に日々研究やまちづくり活動に取り組んでいます。



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