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tane2015

田根プロジェクト

   
私たち慶応義塾大学小林博人研究会が滋賀県田根での活動を始めたのは、2007年です。田根地区は空き家増加や少子高齢化が進む典型的な過疎化進行地域です。以来、自然や産業など田根の環境・歴史に関わる研究、今なお増え続けている空き家の改修・再活用、福祉施設の建設、そして、地域の方々との対話を通し、田根の未来像を地域の皆様と一緒に考えるワークショップなどを行ってきました。
今年度は滋賀県立虎姫高校の学生たちと映画製作ワークショップを行い、地域の若者が自然豊かな環境に触れ、田根の過疎化や空き家問題を考えるきっかけ作りに挑戦しました。こうして完成した映画 「KASO NOTE」は、田根の街並みを生かした移動式野外映画祭「田根ザシネマ」を通して、各集落で上映されました。ここでは同時に、地区の住民を対象とした空間利用の促進に関するアンケート調査を行いました。
今後も学生のアイディアを地域に還元するとともに、地域の方々と協働して、建築やまちづくりの視点から田根の抱える過疎問題への取り組みを続けていきます。



リンク

田根プロジェクトホームページ