小林博人研究室

慶應義塾大学SFC(湘南藤沢キャンパス)小林博人研究室では環境デザインに着目し、
建築や土木構造物にとらわれない、様々な都市の様相の変化にまつわる研究を行って きました。

都市を構成するハードな空間構成要素から、ソフトなコミュニティの人間関係まで、
都市の変わり様を的確に捉え次の都市の在り様を構想し、ヴィジュアライズすること を目的に活動しています。

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Ikeoku 池奥 -MITとのワークショップ-

Ikeoku 池奥 -MITとのワークショップ-

  • Posted by: hirotolab
  • 2009年5月 3日 01:04
  • Ikeoku
Ikeoku 池奥 -MITとのワークショップ-

時期:2008年4月~
メンバー:神原、樋口、田口、宮井、木村、大岡

滋賀県長浜市池奥(戸数10軒、人口約30人)は市の北部に位置し、 集落前面に広がる灌漑用溜池(西池)と三方を山に囲まれたが住む小さな町である。
古民家や田園風景が広がり、豊かな自然と共にした暮らしが存在している。
しかし近年は、人口減少、過疎化、少子高齢化、鳥獣害などの問題に直面し、 限界集落目前となっている。
ままた2006年平成の大合併の流れを受け、 池奥が所属していた東浅井郡浅井町はびわ町とともに長浜市へと合併され、 今後池奥への行政サービスの低下が危惧される。
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春学期期間はフィールドワークや分析を中心としてきた。
歴史、交通、コミュニティ、集落の形態、水路網、古民家、鳥獣害問題、 農林業の行政などの切り口から分析を進め、現地の空き家に一泊する体験もした。
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池奥の問題を考えることは、地域格差、少子高齢化、地方分権、人口減少、 サステナビリティなど、現代日本の抱える問題を考えることでもある。
我々はこのような地域が日本各地に数多くあることをふまえ、問題を直視し、 問題解決への手立てを考えていく。
ikeoku5.PNG
夏に池奥をフィールドとして米国マサチューセッツ工科大学と 協働で5日間のワークショップを行った。
2008年は地域に数多く残る空き家となった古民家を再生する プログラムを考え、古民家を地元の資源として活かす手立てを提案した。
ikeoku6.PNG ikeoku7.jpg

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